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「うんうん。わかる~。」って本当に分かってる?のか

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2024.06.13

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「うんうん。わかる~。」って本当に分かってる?のか

こんにちは。初夏の風が心地よい認定校札幌の中山です。

タイトルの「わかる」という言葉。このわかるという言葉が危険だと感じ、自分のことを振り返ってみたところ8割がわかっている風のアクションをとったとき(あなたの意見に同調していますというアクション)に発することがあり、あとの2割は仕事や私生活で依頼されたことや指示されたこと、指定された行動を確認できた時のわかったの2種類に大きく分かれると考えました。

私が危険だと感じているのは前者のパターンで、同調は会話で相手に気持ちよく話してもらうためには必要なスキルということもありますが、実は表面の部分しか感じ取れていないことが多いのにも関わらず「(すべて)わかった」と考えてしまうと行き違いがおきてしまうことがあるのです。

 

最近、小学校の途中から外に出ることができなくなり、7年間ほとんど家で過ごしているという方と接しています。その時の会話で気を付けているのは「わかった」と思わずにどうしてそう思ったのかのきっかけを丁寧に深く聞いてみることでした。

わたしがこうするきっかけになったのはやっぱりキャリアトランプ🄬からの学びなのです。

まるで自分が外国人や宇宙人になった気持ちで「どうしてそう思ったんですか?」と問いかけてみましょうと何度も教えていただきました。

それまでの私は自分のことを「察しがいい」と思っており、まさしく自分の経験からくる色眼鏡で相手の言葉を受け取り、すぐにそれってこういうことでしょ?わかった。と勝手に理解したと思い込んでいたのです。

 

先述の方とのやり取りは少しづつ続き、今では生活リズム、食生活も整い始め、外に出るための計画も将来なりたいことまで語ってくれるまでになりました。なにより笑顔が増えました。もう少し、余裕ができたらキャリアトランプ🄬を使って未来を描いてみたいと思います。

 

みなさんもぜひ言葉の力をキャリアトランプ🄬の学びから引き出してほしいなと思う出来事でした。

written by 札幌校
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